「グアムに本気で住みたいのですが、どうすればいいのでしょうか?」〜グアム移住&起業開業コラム VOL.2〜

移住/就労/起業

グアムで働いていた頃、当時の社長宛てにビザや就労、投資についての相談が日本から数多く寄せられていました。その中で最も多かった質問が、この「グアムに本気で住みたいのですが、どうすればいいのでしょうか?」です。

 現在グアムでは、観光目的の一定期間の短期滞在ならビザが不要なうえ、日本から一番近いアメリカという事で、他の地域より移住が簡単だと誤解されがちです。

  しかし、現状は違います。移住するためにはビザを持っていることが必須で、そのビザを取得するためにはある程度の期間、費用、そして「理由」が必要なのです。あなたの事情ではありません。アメリカ合衆国があなたを受け入れる理由があるか、ということです。そしてまた、一言で「こうすれば住める」という答えはありません。なぜならば、その人によって置かれている状況が違うからです。

  「グアムでの、あなたでなければならない仕事があるか?」「グアムで事業を起こしたいのか?」「グアムに住んでいる人と結婚するのか?」などの動機が必要です。残念ながら、ただ漠然と「住みたい」だけでは、グアムへの移住はほぼ不可能です。

上記のように質問されてくる方々に、まず言わなければならない事は「必ずビザ取得についての勉強をして下さい」という事です。その後初めて、個々の動機により移住できる方法を探る、ということになります。

 下記が米国で発給しているビザの種類です、アルファベットや数字に関しては単なる使用上の符号であり意味はありません。便宜上の記号です。

・Aビザ 外交官ビザ

・Jビザ 交換プログラムビザ

・Bビザ 短期観光/出張ビザ

・Kビザ 婚約者ビザ/配偶者

・Cビザ 通過ビザ    

・Lビザ 企業内管理職転勤者ビザ

・Dビザ 乗務員ビザ    

・Mビザ 職業訓練者ビザ(専門学校)

・Eビザ 投資家/貿易家駐在員ビザ

・Oビザ 芸術、科学、ビジネス関係

・Fビザ 学生ビザ    

・Pビザ スポーツ選手、芸能、芸術関係

・Gビザ 国際機関関係者ビザ

・Qビザ 国際文化交流関係

・Hビザ 広い範囲の労働ビザ

・Rビザ 宗教関係ビザ

・Iビザ 特派員ビザ    

・Vビザ 永住権保持者の配偶者と未婚の子供

まずは「なぜグアムに、アメリカに住みたいのか」「グアムで何をしたいのか、できるのか」を自分で整理してから、具体的な計画を立てることが必要だと思います。

注)この記事は、トライアングルコンサルティング社の情報を元に、基本的な手続きや考え方の一例をご紹介しています。米国移民法は常に改正されていて、時には法律が変更しても何の公開もなく施行される場合もあり、本ブログに掲載した内容が古くなっている場合もありますのでご了承ください。以前は簡単に取得出来たビザでも、今は非常に困難になっている場合や、取得の条件や審査が変更されている場合もあります。実際の手続きを行う場合は、最新の情報を入手し、必ずイミグレーション専門の弁護士等にご相談ください。

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