私がグアムに来た時、英語はあまり話せませんでした。
私は英語が話せるようになりたいと思ってグアムに移住したので、日々積極的に勉強しました。
しかし最初は聞き取れない、伝わらない、苦労した上に仕事では周りにも迷惑をかけました。
しばらくして少しずつ相手の言っていることがわかるようになり、言いたいことも伝わるようになっていきました。
その過程でいくつかわかったことがあります。
1つは、英語圏に住んでいるだけでは話せるようにはならない
2つ目は、アウトプットの大切さ
3つ目は、間違っても下手でもいいから話してみることの大事さ
日本では英語が受験科目である以上、正しい英語を身につけることにこだわります。
そして日本人は真面目なので、間違えることを恥ずかしいと感じてしまいます。
これが大きな壁となっています。
私がグアムに行ってよかったことは、実に様々な英語を体験できたこと。
ミリタリーや軍関係者のネイティブはもちろん、チャモロ、フィリピン、中国、韓国、その他たくさんの人種がそれぞれ特徴のある英語を話していたのです。
そう、大事なことは文法的な正しさではなく、伝わること。
私は日本国総領事館主催のレセプションで、その時の総領事が主催者として挨拶するのを聞いていました。
その人はすごく思い入れがあり、用意された原稿を読むのではなく、自身が中心となって作った文面を下に目を落とすことはほとんどなく、200人以上の参加者の前でスピーチを行いました。
それはお世辞にも英語の発音はいいといはいえず、典型的なジャパニーズイングリッシュです。
私は気になり、隣にいたアメリカ人参加者に聞いてみたところ「私はよく理解できた。すごくいい話だった」と感心していました。
精神論を言うつもりはありませんが、やはり伝えるには形よりも想いや気持ちだと思いました。
ただ英語圏にいただけでは話せるようにはなりません。伝えるための努力、理解しようとする気持ちが大切だと思いました。
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