グアムで生活するということ ～理想と現実～

私もそうでしたが、今でもグアムに住んでみたい、生活したいと言う人は結構多いです。

「日本を脱出したい　解放されたい」

「南国の自然に囲まれて暮らしたい」

「英語を話せるようになりたい」

「リゾートアイランドでのんびり暮らしたい」

「グアムが好きで帰りたくない&住みたい」

理由は様々でしょう。

私が実際に感じた「理想と現実」を簡単にまとめてみました。

1.「日本を脱出したい　解放されたい」

私も日本での忙しく単調な生活に嫌気がさして、日本を離れたいと思い、海外脱出を試みた結果、グアムで仕事を見つけて移り住みました。ただ、私は日本を離れて、逆に日本の良さを感じることが増えました。日本が恋しくなっても、わずか3時間半くらいの距離ですから、行き来できる環境はそう難しいことではありません。コロナ以前は私の周りのグアム材州の日本人も、年に数回は帰省したり日本の国内旅行を楽しんだりしていました。

２.「南国の自然に囲まれて暮らしたい」

アウトドアで自然が大好きと言う人は、グアムの自然は魅力的かもしれません。私は日本では都市生活、住宅街や街中を中心に暮らしていましたが、のんびりビーチなどで過ごす時間は好きでした。友人に誘われてトレッキングに行ったこともありました。ただ、虫が苦手なので、その点はちょっと厳しかったです。

３.「英語を話せるようになりたい」

英語は住んでいるだけで少しは話せるようになりますが、その先は努力次第です。日常英会話、ビジネス英会話を習得したいなら、積極的にローカルに溶け込む必要があります。グアムの日本人コミュニティとばかり付き合っていると、生活は楽ですが、何年経ってもなかなか英語は上達しません。

４.「リゾートアイランドでのんびり暮らしたい」

のんびり暮らせると思いますが、グアムは小さな島であまり遊べるところもなく、お店も限られています。日本で都会で生活していた人、特に若い人は「もう飽きた」と言う人も少なくありません。グアムの人々はのんびりしていますが、結構いい加減です。それがグアムらしさでもあるのですが、慣れるまではイライラすることも。

５.「グアムが好きで帰りたくない&住みたい」

旅行で来て、あまりにいいところなので帰りたくない、ここに住みたい、と思う人は少なくないでしょう。そんな人にとってグアムに住むと言うことは「いつもの旅行のように短期の滞在で慌てて慌てて必要がない」「ゆっくりグアムを楽しめる」という夢のような話です。

その反面、そこで生活すると言うことは、環境を受け入れ頑張らなくてはいけないと言うことでもあります。たとえ日本まで3時間半の近い距離であっても、日本国内の移動と違い費用も時間もかかります。年末年始などピーク時はなかなか航空券が取れないこともあります。夢を実現させるためには「覚悟」も必要であるということです。

そんなことで、実際に住んでみると、イメージと違うことも多かったです。