グアムに住む人々 韓国人編

グアム想い出日記

前回グアムに住むフィリピン人について書きました。

今回は韓国人についてです。

グアムには日本人の約3倍とも言われる韓国人が住んでいます。

まだ韓国人観光客の数が日本の1/10くらいだったころからですし、米本土にも多くの韓国出身者が住んでいますから、移住への想いが強いのだと思います。

日本人の多くはグアムでも日本語の名前をそのまま使い、「健一」なら「ケン」、「和弘」なら「カズ」などと愛称で呼ばれていることが多いです。「タナカサン」「ヤマモトサン」などと苗字で呼ばれる人もいます。

一方の韓国人は、その多くが「イングリッシュネーム」を使っています。「キム」「リー」などの名前を名乗っている人はほとんどいなくて「ケビン」「ショーン」などの愛称が使われています。

日本人の多くはビザ、グリーンカード取得で滞在、国籍は日本のままであるのに対し、韓国出身者は国籍も米国籍を取得する人が多いことも関係しているのかもしれません。

グアム在住の多くが観光業に従事しているのに対し、韓国人はローカル向けの仕事を塩ている人が多いです。最近では観光業に就く人も増えてきましたが、建設業やレストラン、小さなコンビニエンスストアなどの経営者、それにタクシードライバーも多いです。

ただ、中には仕事上で支払いに問題がある人も少なくありませんでした。私だけでなく「韓国人は前払い」と言っていた看板屋さんがいました。支払いの催促をすると、逆ギレする人もいました。

またある韓国人ビジネスマンは「俺が日本人のお前に仕事をお願いするのは、韓国人より信頼できるからだ」なんて言われたこともありました。

ちょっと不思議に思いました。

私はグアムで一番一緒に仕事をしたのは韓国人かもしれません。国と国はいろいろありますが、グアムでは良き隣人、という感じです。もちろん政治の話を深くしたりはしません。する必要もありません。

年配の韓国人夫妻に夕飯に招かれた時に「今日はタケシマの話はナシだよ」なんて笑顔で言われたことがありました。

本来、国民同士はこんなものなのかもしれませんね。

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