グアムの親友

グアム想い出日記

私がグアム生活で一番親しかったのは、インド出身の両親を持つ友人です。

グアムに行って1年近く経った時に、仕事先のあるパーティーで会ってから、毎週のように一緒に出かけるようになりました。

独り身の私をまるで家族のように親切にしてくれて、大晦日には一緒にレストランに食事に誘ってくれて、新年の花火も一緒に見ました。

一緒にトレッキングに出掛けたこともあり、また夕方涼しい風が吹く中コーヒーを飲みに行ったり、本当に楽しい時間を過ごしました。

金曜日と土曜日の夜はバンドの演奏するローカルバーや、ナイトクラブへ。日本では体験したことのないアイランドスタイルのナイトライフを楽しみました。

彼らがどこに行くにも声をかけてもらい、一緒に過ごしました。私は特別でもなんでもないただの日本人、なのに本当によくしてもらいました。

私の英語もそれほどではなかったと思いますが、よく理解してくれました。「子供が生まれたら君みたいにバイリンガルにしたほうがいい」なんて言われた時はちょっと嬉しかったです。



現地で行われたコンサートや格闘技イベントを見に行ったり、仲間も誘ってフィリピンに旅行に行ったこともありました。

私は彼らと過ごしたことで、観光地グアムではなく、生活の場としてのグアムを理解したように思います。

彼の家はもともと自営業でしたが、本人も独立してビジネスを始めました。

開業準備、オープンと彼もだんだん忙しくなってきました。

私生活ではお互い家族もできました。

そしてだんだんと会う機会が減っていきました。「どうしているかな」と考えながら運転していた時に、たまたま信号待ちした時の車が隣同士でビックリ。お互い窓を開けて「また遊びに行こう!」「連絡するよ!」と交わした短い会話が最後でした。

彼はもうグアムにいないと聞きました。当時はまだSNSもなく連絡はほとんど電話。お互いグアムを離れた今となっては、残念ながら連絡は取れません。

それでも思い出は消えることはなく、今も感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう、J!

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