「マッサージパーラー」の想い出

グアム想い出日記

「コロナ」以降の状況はよくわかりませんが、以前のグアムのナイトライフは「ジェントルマン」たちにとって、実にエキゾチックでエキサイティングでした。



ただ、今思えば「???」というところもありました。

その1つが「マッサージパーラー」です。

日本で言う「ソープランド」です。

今でもあるのでしょうか、私がグアムに行ったばかりの頃、2000年前半は数店ありました。

しかし気がついてみれば、全く看板を見なくなりました。

「マッサージパーラー」は風俗店のため営業エリアが政府により定められ、観光の中心エリア、タモンにはありませんでした。当時私はマリンドライブのイーストアアガニアにほど近いタムニング地区に住んでいましたが、近所に3件ありました。知らずに「赤線」に住んでいたのですね!

だからと言ってよく通ったわけではありません。というのも、店内は暗く、怪しい雰囲気でしたが、あまり清潔感が感じらなかったからです。

グアムは大きな米軍基地がありますので、当時も大きな航空母艦などが寄港すると、お店の外に長蛇の列ができました。それを自室の窓から見ていた私は、自分で進んで行きたい気持ちにはなれませんでした。

それでもローカルの友達と飲みに行って、ローカルバー、カラオケバーなどハシゴした後に、みんなで行くこともありました。

女性はフィリピンなどアジア系が多かったように思いますが、私はそこで働く韓国人の女性と仲良くなりました。最初は普通にお客さんとしていったのですが、2回目は覚えてくれていて、いろいろ話しました。

そして休みの日にコーヒーショップで会うことになりました。

彼女は韓国でクレジットカードで借金を背負って、その返済のために仲介者に紹介してもらって、グアムに来たそうです。もちろん不法就労です。

二人とも慣れない英語、時々韓国語や日本語を交えて、なんとなく理解しあって楽しい時間を過ごしました。

その時、彼女は「もうすぐ韓国に帰る」といっていました。そしてもう会うことはありませんでした。

今はコロナでマッサージパーラーなんてないんだろうな、と思いながら昔の出来事を懐かしく思い出してみました。

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